寒すぎます~もう明日から2月だというのに~(>_<)
日本海側大雪!うちの田舎ももう2回雪下ろしをしたといっていました。
・・この大雪だと、今年の秋は熊はあんまり出ないんだろか・・
富士山の後ろに
太陽が沈んでゆきます。
この寒さの中ですが、月末だもんで走り回っておりました。
銀行で待っている間に手にした冊子に、熊本県知事の蒲島郁夫さんのインタビュー記事が載っていました。
まったく存知あげなかったのですが、この方異色の経歴の持ち主。とっても乱暴に言ってしまうと「高卒の農協職員から政治学者になり県知事になった人」。農業研修のために渡ったアメリカで勉学に目覚め、ハーバードを出て筑波大や東大の政治学の教授を経て現職。
知事になって着手したことのひとつが大学と連携した教育支援。
蒲島さんは子どもの頃家が非常に貧しく、民生委員に生活保護を勧められたそうです。しかし、生活保護を受けると奨学金が受けられないからと親御さんが断り、高校に進んだのだそうです。
「その壁を崩したかった」・・って、蒲島さんの時代から50年もの歳月が経っているのに、いまだに「生活保護か奨学金か」なの!?
それで思いだした。去年貧困や格差社会を扱った新聞の特集。男手ひとつで兄弟の遺児たちを育てている男性が体を壊して働けなくなり、生活保護を受けたら奨学金が取り下げられてしまい、せっかく決まっていた姪の高校進学を諦めさせるしかなかったという話‥なんでー?(-_-メ)/と思ったことを。
蒲島さんは、親から子への貧困の連鎖を断ち切るのは教育と、頑張っている。
「年越し派遣村」の湯浅誠さんも、「社会的包摂」ということを言っている。
親の失業や自殺、精神疾患を含む病気、その結果の貧困や育児放棄、社会からの排除・・ 自助努力とか、自己責任とか言われるけれど、そこまでもにも至れない、子供や病人など社会からこぼてしまった人それぞれに合わせて救いあげる、そういう取り組みを始めているそう。そういう活動をしている人に、本当に頭が下がります。
子どもたちに、
保護と教育と医療と、
愛情を、どうぞお願いしたい。
日の入り後、6時近い頃ですが、ほの明るい。
めちゃ寒くって、大雪のニュースが聞こえてきていても、確実に日は伸びているんですね。